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みんなの「天文ニュース」ブログ


月のウンチ

2011/11/27 22:42
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【星の話-18】
アメリカ合衆国は膨大な労力を費やして、
人類で初めて月に到達しました。
その月面には、今でも探索時の足跡や機器類が残されています。
この着陸地点を“歴史的遺産”として立ち入り禁止にしようと
NASAが検討しているそうです。
中国やインドなどの月探査計画が進んでいるため、
将来的に“アメリカの財産”を保護するためという趣旨です。
国連の宇宙条約では「天体を含む宇宙空間に対しては、
いずれの国家も領有権を主張することはできない」とあります。
この条約には26ヶ国が署名し、100ヶ国が批准していますが、
アメリカは批准、つまり手続き中であり書名はしていません。
保護(立ち入り禁止)は開拓者として当然の権利か?
日曜の夜、今夜も我が家はTVドラマ「南極大陸」を観ました。
南極は7つの国が一部地域の領有を主張していますが、
南極条約によって凍結され、アメリカも主張はしていません。
ちなみにアメリカが保護を検討している月の遺産、
そのリストには足跡や月探査機、国旗のほか、
排泄物も含まれています。
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コスモス

2011/10/24 01:07
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【星の話-16】
30年前『COSMOS』という本が話題になりました。
しかし上下巻を読み終えることなく本棚へ。
23年前『ホーキング、宇宙を語る』が大ヒット!
さっぱり内容を理解できず本棚へ。
通勤途上の道端にコスモスが咲くここ数日、
ニュートリノが光より早いといか、
134億年前の宇宙最初の光を観測したとか
難解なニュースが話題になっています。
花のコスモスも由来は宇宙と同じで、
秩序とか調和を意味するギリシャ語が語源です。
『COSMOS』の著者カール・セイガンは、
かつて、科学を単純化しすぎている、と批判された時、
「科学者が考えているより民衆は賢い」と答えました。
しかし私がくじけた雑誌がもう一冊。
その雑誌には『サルでも解るビッグバン』
という特集が掲載されていました。
サル以下となってしまった私はあの時、
コスモスの反対語がカオス(混沌)であることを、
身をもって体験したのでした。
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箱根駅伝

2011/10/18 01:02
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【星の話-15】
10月15日、箱根駅伝予選会が行われ、
今年もいよいよ箱根駅伝の季節がやってきました。
予選会から始まるドラマは、本戦へ向けた楽しみのひとつです。
家内の実家は往路3区、復路8区の茅ヶ崎。
毎年、沿道から声援を送るのが正月の恒例行事となっています。
戸塚中継所と平塚中継所のこの区間を、
選手は1時間2分で走り抜けていきます。
その距離約22q。
22qといえば、予選会の2日前、NASAの無人探査機が、
ベスタという小惑星に標高約22qの山を発見しました。
実にエベレストの3倍以上。想像を絶する高さです。
ちなみに太陽系の最高峰は、火星のオリンポス山の25qだそうです。
さて我が家のベランダからは箱根の山が遠望できます。
箱根駅伝なら5区にあたる山上り区間。
至るところに中継所が設けられますが、
宵の明星(金星)に由来する明星ヶ岳(写真中央)もそのひとつ。
果たして今回、東洋大の柏原君を破る選手が現れるでしょうか。
破ったら、まさに金星(きんぼし)と言えるのですが・・・。
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スペースデブリ

2011/09/14 00:18
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【星の話-11】
1988年、エベレストの南側と北側から登り、
山頂を経てそれぞれ反対側へ下りる『南北交差縦走』が、
日本・中国・ネパールの三国合同隊によって達成されました。
それから12年後、
清掃登山で知られる野口健さんがエベレストから持ち帰ったゴミの中に、
その三国合同・日本隊のゴミが大量にありました。
一方、1991年、UARSという観測衛星がディスカバリーによって軌道上に放出されました。
それから20年がたった先日
運用を終えて宇宙のゴミ化していたUARSが、
9月下旬から10月上旬にかけて大気圏に突入するとNASAが発表しました。
NASAは「宇宙時代の幕開けから50年、
落下した人工物によって命を落とした人はいなく、ケガ人さえいない」とコメントしています。
しかし1987年、ソビエトの偵察衛星がカナダ北部に墜落し、
搭載していた原子炉の放射性物質が数千平方キロの範囲に撒き散らされました。
至急、放射能物質を取り除く「朝の光作戦」が実施されましたが、
未だに危険な残骸の0.1%しか見つかっていません。
ところで、1988年の三国合同隊の総隊長は橋本龍太郎氏でした。
帰国後野口さんは当時総理だった橋本氏に会う機会があり、
ゴミとして残されていた酸素ボンベを渡したところ、
橋本氏は顔を真っ赤にしてこう言われたそうです。
「当時の環境に対する意識の無さを痛感した。反省しなければならない」
思い起こせば小学生の頃、私は故郷の鹿児島で、
鹿児島宇宙空間観測所(内之浦)から打ち上げられたロケットの軌跡を眺めていました。
当時、ロケットがやがてスペースデブリ(宇宙ゴミ)になるとは考えてもみませんでした。
今この星の周囲には、数百万から数千万の宇宙ゴミが漂っているのだそうです。
この件は、いったい誰が反省すればいいのでしょうか?
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足跡

2011/09/08 00:25
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【星の話-10】
『8時だョ!全員集合』が始まり、
ウッドストック・フェスティバルが開催された1969年、
アポロ11号が月に着陸しました。
着陸成功後アメリカは、
月のいかなる部分も所有する権利を明確に放棄する、と宣言しています。
あれから42年。気がつけば周囲に、
リアルタイムで月面着陸を知る人の数が少なくなっていました。
2011年9月6日、
月探査機が撮影した月面の最新写真をNASAが公開しました。
そこには人類が始めて地球以外の星に記した足跡も写っています。
一方、タンザニアのラエトリ遺跡には、
340万年前のアファール猿人の足跡が化石として残っています。
これは人類の祖先が二足歩行を始めたことを推測させる貴重な化石で、
グレートジャーニーという探検を行った関野吉晴さんは、
旅の最終地点をこのラエトリに設定していました。
人類の進化に二足歩行が大きな役割を果たしたという意味では、
まぎれもなくラエトリの足跡と月の足跡は繋がっています。
果たしてこの後、我々人類は何処に行くのでしょうか?
関野さんのグレートジャーニーは終了しましたが、
人類のグレートジャーニーはまだまだ続きます。
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人類は孤独な存在ではない

2011/08/12 20:44
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【星の話-3】
8月5日、米国の科学雑誌「サイエンス」に、
火星に水の流れが存在している手がかりが得られたと掲載されました。
科学の進歩が、星の素顔をすこしずつ解明していきます。
しかし星は子供の頃より遠い存在になったような気がします。
経済原理という尺度の下で、
星にまつわる数々の物語が風化していきました。
お金にならない物語は、伝承する価値がないと言わんばかりに・・・。
海を渡った古代ポリネシアの人々、ナスカの地上絵を描いた人々。
彼らは宇宙の摂理を探求し、交信を試み、
自分たちの生活が夜空の星と連携しているという宇宙観をもっていました。
私たちは“何か”と引き換えに、
その宇宙感を失なおうとしているのかもしれません。
8月9日、長崎に原爆が落とされたこの日、帰省先からANAで上京しました。
その機体に書かれたSTAR ALLIANCEの文字。
航空会社の経済的思惑は別として、宇宙の摂理の一部でしかない地球。
他の星からこの地球の出来事はどう見えているのでしょうか?
8月12日、NASAが生命の設計図ともいえるDNAの基となる物質を、
隕石から見つけたと発表しました。
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